ご注文番号：19019

刀：白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)

銘：(菊紋)近江守源久道　(初代)

新刀：上作：山城　　　　　　　　　　　

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております

本作の出来は近江守源久道初代としては上々作にランクされる作品です。

研磨済み

はばき：金着一重

刃長：71.6センチ

反り：0.5センチ

目釘穴：1個

元幅：3.32センチ

先幅：2.29センチ

重ね：0.76センチ

時代：江戸時代　寛文の頃

体配：身幅3.32cmと広く重ね厚く反りの浅い切先の延びた体配の作品

地鉄：小板目肌実に良く練れて地錵が付き綺麗な山城の地金となる。

刃紋：錵出来匂口やや深い互の目乱れとなり刃中、砂流。金筋が働く

特徴：初代近江守源久道は寛永二年(1625年)に

近江国で生まれ堀六郎兵衛と称し京５鍛冶の一人として活躍する。　　

寛文元年に近江大掾を受領、翌二年に近江守を受領する。

近江守源久道と来金道とはかなりの交流があり作風も良く似ている。

近江守久道、伊賀守金道、来金道、丹波守吉道、越中守正俊は

初代兼道が京に上った時に同行し、当地で評価を受けた刀工群であります。

久道は長命であり。長命であり８５歳（正徳元年）で亡くなる　

本作は近江守源久道初代の傑作の作品といえる。

拵：

鍔：円形の鉄鍔に耳を広く立ち上げ

耳の廻りと地には花の模様を高彫りする。

縁頭：赤銅地で唐草模様を彫る

鐺：赤銅地で花模様を彫る

鞘：茶色の石目地鞘に花の図柄を高蒔絵をほどこす。

目貫：赤銅地で花の図柄を高彫りし金の色絵をほどこす。

葵美術より一言：近江守源久道初代は

三品姓京五番鍛冶の一人で身幅の多い作品を制作する。　　

本作は身幅が広く出来も極めて優れた作品です。

拵えも鍔は真鍮象嵌をした平安城で華やかさがあります。

バランスの良く取れた出来の良い作品です。

時代背景：時代背景：1687年生類憐れみの令を定める。

江戸幕府5代将軍綱吉は１６８７年貞亨４年殺生を禁止する法令を定めた。

特別保存刀剣鑑定書

葵美術評価鑑定書：全身押し形

価格： 1,200,000円（消費税、送料共）