ご注文番号:19654
刀:白鞘入り(特別保存刀剣鑑定書)
銘:無銘(金行)
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は銘(金行)としては上々作にランクされる作品です。
上々研磨済み
はばき:素銅地一重
刃長:68.0センチ
反り:0.8センチ
目釘穴:3個
元幅:3.0センチ
先幅:2.51センチ
重ね:0.22センチ
刀身重量: 695グラム
時代:南北朝時代 1352年頃
体配:大摺上無銘で身幅、重ね尋常な長巻を直した豪壮な大切先の体配となる。
地鉄:板目肌の杢目肌が良く練れて地錵が付き品のある肌目が良く見て取れる又地には映り明に現れる。
刃紋:錵出来小互の目に小丁字乱れが交り刃区より切先に至る迄続き刃細かな砂流金筋が働く。
特徴:正宗十哲の一人として名を成した金重の子として知られた金行は師匠の作風と良く似た作品を制作する。
美濃には兼氏を初めとして兼定、兼元、志津一派など多くの刀工が活躍しております。
金行は派手さはないものの落ち着きのある小互の目乱れを焼き明るくさえた作品を制作します。
葵美術より一言:本作の作品は大摺上げ無銘の体配の良さと
特に地金の鍛えが良くその詰んだ地金の良さに圧倒されます。
鎬地はやや荒れておりますが古刀としての貫禄があり体配も大切先の魅力のある長巻です。
特別保存刀剣鑑定書
葵美術鑑定書:全身押し型
価格: 700,000円(消費税、送料共)
100%
好评率