ご注文番号: 19368
刀:白鞘入り(特別保存刀剣)(委託品)
銘:尾崎源五右衛門助隆
寛政十年八月日
新々刀:上作:摂津
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は尾崎源五右衛門助隆としては上々作にランクされる作品です。
上研磨済み
はばき:金着一重
刃長:69.0センチ
反り:1.2センチ
目釘穴:1個
元幅:3.12センチ
先幅:2.15センチ
重ね:0.77センチ
刀身重量:785 グラム
時代:江戸時代寛政の頃 1798
体配:身幅が広め重ねやや厚く反り適度に付き
切先が延びた体配の良い姿をした作品
地鉄:小板目肌実によく練れて細かく精良な地金となる。
刃紋:錵出来刃区より直刃、その先匂口の深い大互の目乱れとなり
尖り心に濤乱刃となり切先、匂口が深く丸く返る。
特徴:寛政頃は助広や真改に私淑し多くの刀工がその作品に挑んで政策した。
その中でも手柄山正繁、尾崎源五右衛門助隆などが筆頭で
その後水心子正秀、長運斎綱俊などがこれに続いて政策する。
その中で最も上手とされたのが助隆、正繁があろう。
尾崎源五右衛門助隆は播磨で宝暦3年(1753)に生まれ
大阪に移住し黒田鷹諶の門人となり、
寛政10年12月19日に長門守を受領し文化2年(1805)に53才で亡くなる。
助隆は終始、濤乱刃の作成に意欲を燃やし津田越前守助広に私淑したと云われている。
特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形
価格: 1,500,000円(消費税、送料共)
100%
好评率