ご注文番号:16739
刀:白鞘入り、拵え付き (保証:保存刀剣) (委託品)
銘:肥前国住人源守俊
新刀:肥前
鞘書:肥前国住人源守俊 長w尺2寸5分 表櫃内火焔不動梵字裏剣巻龍 此の作末見珍中珍ナリ 昭和28年葵巳 本阿弥光孫(花押)
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は肥前国住人源守俊としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき: 金着二重
登録証番号:東京都54462号
交付年月日:昭和28年2月13日
刃長:2尺2寸5分 68.2センチ
反り:3分 0.91センチ
目釘穴:1個
元幅:2.95センチ
先幅:2.26センチ
重ね:0.65センチ
時代:江戸時代寛文の頃(1661~)
体配:身幅。重ね尋常で反りやや浅く切先が延びごころの体配をした刀。
表に梵字火焔不動を彫り裏面には剣巻龍を巧みに彫る。
地鉄:小板目肌実に良く詰んで地錵が良く付綺麗な肥前地金となる。
刃紋:錵出来互の目乱れにのたれが混じり同様な間隔で刃紋を描き帽子丸く先、尖りごころに匂口深く返る。
特徴:肥前国住人源守俊は肥前の刀工で恐らく肥前忠吉あたりの門人として忠吉の為に一生を終えた刀工と考えられ遺作が極めて稀である。
本作は本阿弥光孫先生が鞘書を行っている様に珍中の珍と書かれている様に大変珍しい作品であり彫りも見事な作品であります。
かって著名な刀剣蒐集家で後に刀剣商となった扇風堂が保有した作品で「名刀中の名刀展」にも所載されております。
この書籍は時代を感じさせ、特別貴重刀剣が重要刀剣のごとく扱われて掲載されております。ここで肥前国住人源守俊は、源清麿や国広、村正と同格として記載されております。
見事な彫りからは初代の忠吉門下である埋忠宗長の手による作と鑑ぜられ、5字忠吉に同様な彫りを多く見かける、すこぶる出来の良い健全な出来であります。
昭和47年当時、特別貴重刀剣鑑定書は高く評価され信頼されておりました。45年間が経過し、さまざまな出来事がございました。隔世の感がありますね。
拵:肥後拵え。
鍔:円形の鉄鍔に桜の花を透かし彫りをほどこし九翟紋を金で色絵をした鍔 肥後鍔。
縁頭:鉄地に銀で象嵌をした肥後縁頭。
鞘:朱と銀を使用した鞘。
目貫:赤銅地で桜の花を高彫りする。
保証:保存刀剣(特別保存刀剣も十分に狙える作品だと感じますが、他の「お客様からのご委託品であるため、当社から保証できますのは保存刀剣までとなります。ご理解ください)
葵美術評価鑑定書:全身押し形
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価格:1,700,000円(消費税、送料共)
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