ご注文番号：15117

短刀：白鞘入り、拵え付き(保存刀剣)

銘：兼元 （まごろく）

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。

本作の出来は兼元としては最上作にランクされる作品です。

末古刀：最上作：最上大業物：美濃

最上研磨済み

はばき：金着一重

登録証番号：千葉県049411号

交付年月日：平成15年6月13日

刃長：23.7センチ

反り：なし

目釘穴：3個

元幅：2.04センチ

重ね：0.46センチ

時代：室町時代末期大永の頃 1521年

体配：三つ棟で摺上、区送があるがやや小振りの体配の良い短刀。

地鉄：板目肌良く練れて地錵が付き細かな地景が入り肌立ちごころの黒味のある地金となる。

刃紋：錵出来3本杉の崩れた独特の刃紋となり帽子は地蔵風となる。

特徴：兼元は美濃の刀工で和泉守兼定と共に最も評価されている作品で最上大業物として

又最上作として最も人気の高い刀工です。

兼元には数多くの刀工が同様の名前を茎に刻んでいますが孫六兼元は二代の兼元にあたり銘振りも他の兼元とは異なります。

本作は二代孫六兼元に間違いのない作品で滅多に世に出てこない品物です。

地金の美しさに吸い寄せられる様な作品で細かな地景、地錵の素晴らしさに見飽きない

美しさと地蔵帽子とされる独特の切先の刃紋は正に美濃の刀工に最高峰を行く刀工と言えます。

是非御薦めしたい孫六兼元の名短刀です。

拵：一作銀魚子地 見事な品格のある作品です。

鍔：木爪型鉄鍔に金の象嵌を入れた肥後鍔

縁頭：鐺：銀魚子地

鞘：小豆色に文様を高彫りした変わり塗り鞘

目貫：鉄の木の葉を高彫りし蜘蛛と思われる図柄を高彫りし金の色絵をほどこす。

保存刀剣鑑定書

葵美術評価鑑定書：全身押し形

価格：1,950,000円（消費税、送料共）

短刀：原木色刀鞘入、附刀侟(保存刀剑)

刀铭：兼元

刀鎺材质：金着一重

登录证编号：千叶县049411号

交付年月日：平成15年6月13日

刃长：23.7cm

目钉穴：3个

元幅：2.04cm

元重：0.46cm

时代：室町时代末 大永时期 1521年

地铁：漂亮的板目肌上附地沸、地景密入

刃文：沸出、三本杉独特刃文，地藏风帽子

刀工介绍 ：

      二代兼元（孙六）是兼元一派中数一数二的名刀工，末关锻冶代表人和泉守兼定并称明珠双璧。兼定活跃于永正至大永年间，兼元则活跃于大永享禄年间，几乎同时代，兼定于关内，兼元则以赤坂为根据地繁荣发展。二代兼元在赤坂地区锻刀，始终以“赤坂住”切铭，从大永7年至天文七年间，其锻刀史有二十年不到。其刀作大部分身幅宽广、元重较薄、切先长，板目肌、白气映立，独特的三本杉刃文。

刀镡：木爪型铁质刀镡，上以金线镶入

缘头：銀魚子质地

目貫：铁质，雕刻树叶及蜘蛛的形状

保存刀剑鉴定书

葵美术评价鉴定：全身押形