カテゴリー:
短刀
価格:
¥380,000
短刀:白鞘入り、拵え付き(保存刀剣)
銘: 兼光(関)
鞘書:濃州兼光 長さ9寸6分半 代金子三十枚 島津家伝来16年十月 光孫 花押
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は兼光(関)としては上作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:素銅地一重金色絵
刃長:29.1センチ
反り:0.1センチ
目釘穴:1個
元幅:2.60センチ
重ね:0.62センチ
時代:室町時代末期頃
体配:身幅がやや広めで重ね厚く表に棒樋、
添樋を彫り裏には護摩箸を彫る。
地鉄:地金に弛みがあるが板目肌よく練れて地錵が付き
美濃物を思わせる作品となる。
刃紋:小錵出来詰んで匂出来とも思われる刃紋で
尖り刃を交えた互の目乱れとなり、帽子、丸く返る。
特徴:美濃の兼光は志津一派に始まり
応永、永正を経て室町末期迄続く刀工群で
切れ味を重視して精査開くされた。
拵:
鍔:素銅はみ出し鍔
縁頭:鐺:真鍮地に植物を描く。
鞘:焦げ茶色変わり塗り鞘
目貫:松笠の図を高彫りし金で色絵をほどこす。
葵美術より一言:美濃には数多くの刀剣制作が行われた。
特に戦国時代には当時から分業体制が敷かれており
美濃は特に短刀の制作が数多く行われたと考えられます。
刀の制作も行えわれていたが
制作本数は少なく圧倒的に短刀の制作は異常な程多く驚かされます。
恐らく備前と美濃では分かれて制作したと考えられます。
保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形
100%
好评率