ご注文番号:19196
短刀:白鞘入り(保存刀剣)(委託品)
銘:備州長船康光(二代)
応永卅一年二月日
中古刀:業物:上作:備前
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は備州長船康光としては上作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:金着二重
刃長:29.9センチ
反り:0センチ
目釘穴:1個
元幅:2.33センチ
重ね:0.51センチ
時代:室町時代初期 応永31年(1424)
体配:やや長めで無反りの短刀で表裏に護摩箸と梵字を彫る。
地鉄:小杢目肌よく練れて地錵が付き映りが表れる。
刃紋:小錵出来丁字乱れとなり足が入り帽子、乱れ込んで
先尖り御頃に小さく丸く返る。先端は蝋燭の芯と言われる刃紋となる。
特徴:康光は盛光と同様に室町時代初期の備前長船派を代表する刀工で、
一般的に康光は直刃が多く、盛光は乱れ刃が多いとされる。
康光は長船重吉の子供で脇差や短寸の刀の制作が多く、太刀の制作は少ない。
本作は表裏に護摩箸と梵字を刻み康光としては
珍しき直刃では無く乱れた盛光と思える作品を制作する。
盛光のごとく丁字乱れの作品で帽子も同様に乱れ込んだ作品です。
応永備前の双璧である盛光、康光は愛刀家が最も好む刀工の一つですが
特に茎の状態が極めて良く鑢目もはっきりと見て取れます。
葵美術より一言:600年近く経過した作品で銘の部分と鑢目が
判然としており、これ程明瞭なのは大切に保存され続けてきた証左といえます。
刀身は長年の経過に堪え少しは研ぎの疲れもあるがまず欠点の無い作品と言えます。
応永備前独特な精良な地金に映りが現れ、明るく冴えた刃紋が
応永時代の貫禄を引き出し魅力の有る作品として評価出来ます。
ご家庭の宝として保存して頂ければと考えます。
時代背景:足利義満は、土岐康行の乱や2年の山名氏を挑発して
蜂起させた明徳の乱、さらに応永期の応永の乱で有力守護大名を討伐
して将軍権力を固めていく。1392年(元中9年/明徳3年)には北朝が
南朝の持つ三種の神器を接収し、後亀山天皇が退位して南北朝合一が
成し遂げられ、元号も明徳に統一された。
葵美術より一言:600年近く経過した作品
葵美術評価鑑定書:保存刀剣鑑定書
全身押し形
価格: 750,000円(消費税、送料共)
100%
好评率