ご注文番号:18160
刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)
銘:無銘(千代鶴守弘)
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は千代鶴守弘としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:素銅地金色絵一重はばき。
刃長:67.0センチ
反り:1.8センチ
目釘穴:2個
元幅:2.77センチ
先幅:2.16センチ
重ね:0.58センチ
時代:南北朝時代
体配:大摺上げ無銘で身幅、重ね尋常な反りが深く付き
切先が延びた体配の良い刀
地鉄:板目肌実に良く詰んで地錵が付き淡い映りが現れる。
刃紋:小錵出来、匂口深く丸みを帯びた小互の目乱れを焼き
刃中、砂流、細かな金筋、足、葉が盛んに働き
帽子、丸く掃きかけて返る。
特徴:千代鶴の名は越前来の祖、國安の童名を千代鶴丸と称したことに因んでいる。
初代國安は来の流れを汲み、越前に移住し現在の福井県武生市または敦賀市に居住したという。
在銘のものは国安親子二代、守重、守弘の数工に限られ、
國安と同時代の傍系に重國、國行がある。千代鶴というめでたい名が喜ばれ
賀寿、冠婚祝儀用に古来から人気が高い。千代鶴守弘は銘鑑には初代~四代があり、
初代は南北朝時代中期の文和頃(1352~)で来國安の子とされる。
二代は南北朝時代末期の至徳頃(1384~)、三代が室町時代の応永頃(1394~)、
四代は室町時代の嘉吉頃(1441~)である。
作風は美濃物を彷佛とさせる物や、相州風を取り入れた物などがある。
本作は体配と出来から南北朝期の作品で来国安の子と言われている。
鞘書には来と書かれ裏には達筆な文字で来国長と記載されております。
越前来とも呼ばれ、来一派の国安が越前に移住し、
当地で多くの作品を制作したと言われております。
拵:
鍔:木爪型鉄鍔に耳を赤銅で覆輪をほどこし地には龍の図柄を彫る。
縁頭:鐺:栗形:真鍮地に魚子を打ち文様を入れる
鞘:黒変わり鞘
目貫:赤銅地で龍の図柄を高彫りし金の色絵をほどこす。
葵美術より一言:千代鶴守弘は重要刀剣に指定されている作品が数点あり
本作は匂口の深い小互の目乱れで、刃中の働きが横溢で
小足が柔らかく、葉が入い見所の多い作品です。
来一派の雰囲気もあり楽しめる作品です。 拵えは華美ではありませんが
江戸時代末期の雰囲気を良く保ち状態も良い拵え付です。
特別保存刀剣鑑定書
葵美術正真鑑定書:全身押し形
価格:850,000円(消費税、送料共)
编号:18160
刀:白鞘入、拵付(特別保存刀剑)
刀铭:无铭(千代鶴守弘)
刀锄材质:素铜地金绘一重刀锄。
刃长:67.0cm
反:1.8cm
目钉穴:2个
元幅:2.77cm
先幅:2.16cm
元重:0.58cm
时代:南北朝时代
体配:大磨上无铭,身幅、元重寻常,反深,切先长,刀姿优良。
地铁:板目肌,地沸附,地映淡现。
刃文:小沸出来,气口深丸带小虎木乱,刃中砂流、金筋细动,足、叶入,帽子丸返带扫挂。
介绍:千代鶴的名称由来是因为越前来的先祖,国安幼时的名字叫千代鶴丸。他是初代国安的后裔,从越前移居现在的福井县武生市、敦賀市。在铭的作品限国安父子二代,守重,守弘等数位刀匠,国安同时代的旁系有重国、国行等。千代鹤这个名字自古以来作为贺寿、冠礼婚礼祝福使用而广受欢迎。千代鶴守弘这个切铭一共有4代,数代是南北朝时代中期文和时期(1352~)来国安之子,二代为南北朝时代末期至德时期(1384~)、三代为室町时代应永时期(1394~)、四代是室町时代嘉吉时期(1441~)。
作品风格类似美浓物,其中又夹杂着相州风格,本作从体配来看是南北朝时期来国安之子的作品,鞘书上记载为来国长。
拵:
刀镡:木爪型铁质刀镡,耳上赤铜覆轮,地上雕刻龙的图案。
缘头:铛:栗形:黄铜质地,上有鱼子纹样。
鞘:黑色变塗鞘
目贯:赤铜质地,高雕龙的图案,金绘。
特別保存刀剑鉴定书
葵美术正真鉴定书:全身押形
售价:850,000円



100%
好评率