注文番号:18089
脇差:白鞘入り(保存刀剣)
銘:無銘(来国行)
古刀:正元:最上作:山城
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は無銘 (来国行) としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:素銅地二重
刃長:46.2センチ
反り:1.0センチ
目釘穴:1個
元幅:2.575センチ
先幅:2.11センチ
重ね:0.55センチ
時代:鎌倉時代正元鎌倉時代中期 1259年
体配:大摺上げ無銘で表裏に棒樋を彫り、切先が延びた体配の良い姿
地鉄:小板目肌に杢目肌が混じり地錵が厚く付き
細かな地景が入り映りが現れる。
刃紋:匂出来直刃にのたれが混じり足良く働き
匂口深く刃縁柔らかく刃中、朝霧の風情で煙る如く。
特徴:来国行は来一派の祖で在銘作も多く
作刀年代は康元頃と言われております。
差裏の物打ちの刃境に小瑕がありますが
それほど気にはならず地刃の健全な状態に感銘を受けます。
葵美術より一言:本作の鑑定は来国行とされており
刃紋は国行の典型的な地金と刃紋をしております。
特に地金の良さと刃紋の柔らかな足は流石鎌倉中期の品格を感じさせる作品です。
差裏の物打近辺の刃境に鍛え割れがありますがそれ程気にはなりません。
正に名品の貫禄ある地肌と刃紋が堪能出来る作品と申せます。
保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形
オークション開始価格:1,350,000円(消費税、送料共)
100%
好评率