ご注文番号:17364
刀:白鞘入り、拵え付き(第36回重要刀剣)(委託品)
銘:無銘(大和志津)
鞘書:古極 志津兼氏 長さ 二尺二寸六分 代金子50枚
光常元禄七年折り紙付 大正八年五月下院鑑記 本阿弥 琳雅
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は無銘(大和志津)としては最上作にランクされる作品です。
研磨済み
最上研磨
刃長:68.4センチ
反り:1.1センチ
目釘穴:2個
元幅:2.91センチ
先幅:2.25センチ
重ね:0.60センチ
時代:南北朝時代
体配:大摺上無銘で身幅、重ね尋常で表裏に棒樋を彫り
切先が延びた体配の良い作品です。
地鉄:板目肌実に良く練れて地錵が付き地景が激しく入り
潤いがあり一脈正宗を思わせる見事な地金となる。
刃紋:錵出来匂口の深い互の目乱れとなり、小互の目乱れ、
小のたれを交え足が入り砂流が入り金筋が働く。
特徴:大和志津は兼氏が濃州多芸郡志津に居住する以前
すなわち包氏と銘していた大和在住時代の作品を指すものでありますが
彼が美濃に移住した後も大和に包氏の名を襲った者が存在しており
広義にこれを含めて大和志津と呼称されている。
本作は志津風の乱れを見せているが
刃中に砂流が目立ってかかり且つ帽子が焼き詰めになる所から
大和志津と鑑すべきところがある。
重要刀剣図譜より引用
拵:肥後拵え
鍔:楕円形の鉄鍔に蜻蛉と蜂を金で色絵をほどこす。 江戸時代後期
縁頭:鉄地に蜻蛉の図柄を金で色絵をほどこす。
鞘:上部を赤で印籠刻みをほどこし下部を茶と黒の変わり塗り鞘
目貫:素銅地で植物の葉を高彫りし金で色絵をほどこす。
鐺:鉄地に蜻蛉が3匹飛ぶ様を金の色絵で描く
葵美術より一言:本作は一見すると大志津とも鑑せられる作品で
地金は地景が激しく入り板目に杢目が良く入り貫禄のある匂口の深い互の目乱れで
名品の極みと思われる見事な出来をした作品です。
鞘書は本阿弥琳雅氏によるもので志津兼氏と鑑定が大正八年五月になされている。
なお参考として本阿弥光常の折り紙が付いております。当社では折り紙の保証は出来ません。
重要刀剣図譜には記載されていないので委託品である事で責任を持ちません。
拵えは鉄地に蜻蛉の図柄を金で色絵をほどこした洒落た図柄です。
第36回重要刀剣
葵美術評価鑑定書:全身押し形
価格: 3,700,000円(消費税、送料共)
编号:17364
刀:白鞘入、拵付(第36回重要刀剑)(委托品)
刀铭:无铭(大和志津)
鞘书:古極 志津兼氏 長さ 二尺二寸六分 代金子50枚
光常元禄七年折り紙付 大正八年五月下院鑑記 本阿弥 琳雅
刃长:68.4cm
反:1.1cm
目钉穴:2个
元幅:2.91cm
先幅:2.25cm
元重:0.60cm
时代:南北朝时代
体配:大磨上无铭,身幅、元重寻常,表里雕刻棒樋,切先长,刀姿优良。
地铁:板目肌,地沸附,地景激入,地金温润。
刃文:沸出来气口深互目乱,小互目乱,交小湾,足入,刃中砂流、金筋动。
介绍:大和志津是兼氏在移居浓州多芸郡志津之前,也就是在大和居住时代以包氏为铭时期的作品。广义上的大和志津包括他移居美浓之后其他继承大和包氏之铭的作品。本作乱刃,刃中砂流、金筋动,帽子烧诘,经过鉴定为大和志津的作品。
拵:肥后侟
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刀镡:椭圆形铁质,金绘蜻蜓和蜂。江户时代后期
缘头:铁质,金绘蜻蜓的图案。
鞘:刀鞘上部有红色印龙刻图案,下部是棕色和黑色的变塗鞘。
目贯:素铜质地,高彫植物的叶子图案,金绘。
铛:铁质,金绘3只蜻蜓飞舞的图案。
第36回重要刀剑
葵美术评价鉴定书:全身押形
售价: 3,700,000円
100%
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